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ソニーの新しい 20 メガピクセルの 1 インチ CMOS イメージ センサーを搭載した AUTEL EVO II Pro V3を使って写真測量の検証を行いました。
使ってみた感想と検証結果を紹介します。
飛行経路はプロポにインストールされているフライトアプリ「Autel Explorer」で作成します。
アプリはとても使い易く、DJI GS PROやDJI Pilot を使ったことがある方なら抵抗なく使えると思います。
EVO II Pro V3に付属の「Autel スマート コントローラー SE」のモニターサイズは6.4インチで十分見やすいのですが、別売りの「Autel スマート コントローラー V3」はさらに大きな7.9インチのモニターなので、経路の作成など細かい作業をする際はこちらの方がやり易いと感じました。ただし、どちらのプロポもHDMIケーブルで外部ディスプレイに出力してマウスを使って作業をすることが出来ますので、付属のプロポでも十分すぎるスペックだと思います。
自動飛行開始から終了まで一連の操作もシンプルで使い易い作りになっています。ミッション途中のバッテリー交換も試してみましたが、飛行中断後の再開も画面タップのみで簡単に行えました。
機体については安定感、静音性、安全性など全てにおいて高いレベルだと感じました。
今回はほぼ無風の条件でしたので、今後いろんな条件でも検証していきたいと思います。
「Autel スマート コントローラー V3」の7.9インチモニター(最大輝度2000nits)は晴天の屋外でも視認性が良好で、テレメトリーチェックやミッションの進捗確認が容易にできるのが好印象でした。
AUTEL EVO II Pro V3で撮影したデータをAgisoft Metashapeで解析しました。
以下の通り、良好な結果を得られました。
今回は写真測量の検証ということでカメラがローリングシャッターなのが不安でしたが、全く問題なく計測できて満足のいく結果を得ることが出来ました。
性能と扱いやすさを高次元で両立しているAUTEL EVO II Pro V3は現場のニーズに応えてくれていると思います。
1/27(金)1/28(土)にAUTEL製品を含めた複数メーカーのドローンのデモ会を企画しております。
今回紹介したAUTEL EVO II Pro V3も展示予定ですので是非ご来場ください。
詳細は弊社ウェブサイトのお知らせをご覧ください。