車両型ドローンを使用し果樹(みかん)へ農薬散布実証実験を行いました。
開催日:2020年8月5日
主催:大分県津久見市認定農業者協議会
実証実験地:津久見市大字津久見の圃場
参加者:津久見市認定農業者協議会、みかん塾塾生、JA おおいた南部事業部、津久見市、大分県中部振興局、九州農政局大分県拠点ほか 30 名程度
ドローン事業者
車両型ドローン
開発・販売 エアリアルワークス、APEX JAPAN
空中散布ドローン
(株)flightPILOT
YouTube https://youtu.be/RA_GceCA2Mc
車両型ドローンはエアリアルワークスが企画し、大分市でロボット車両などを手がける、APEX JAPANの協力により制作を行いました。
スペックは走行時間約1時間〜1.5時間(路面状況により異なる)、噴霧能力は毎分5〜6Lとなる。
散布ノズルはお客様の要望により変更可能で、現在利用しているノズルも装着可能となっている。
実証結果:感水紙はみかんの上部・中間・下部に設置し、上部・中間はびちょびちょになるぐらい付着し、下部は適度な散布となっていた。
下部への対策として、噴霧ノズルを下部へ追加することにより対応可能である。
通信距離は見通しの良い場所で約1km〜1.5kmとなる。
今回のデモで使用した車両は遠隔手動操作で行なったが、オプションのGNSS受信機を取り付けることによりGPS・みちびき・グロナスなどの電波を利用し数センチレベルで車両を自動走行可能である。
散布を行わない場合は、運搬車両として利用可能となり農家様の労力軽減が可能である運搬能力は約80kgまで対応可能。