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株式会社エアリアルワークス(鹿児島県鹿児島市)は、ドローンを用いてスラリー状の材料を塗布する施工技術を開発し、日本国特許庁より特許を取得しました。
本技術は、消石灰などのスラリー材料をドローンで効率的に塗布することで、大型施設の屋根や高所構造物など、人が作業しにくい場所への施工を安全かつ効率的に行うことができる新しい施工システムです。
本発明は以下の特許として登録されています。
証-スラリー3社-212x300.jpg)
特許第7824594号
「スラリー塗布システム及びスラリー塗布用ドローン」
また関連装置として
証-実用新案-スラリー2社-攪拌機-212x300.jpg)
実用新案登録第3254606号
「スラリー塗布用ドローン」
特許(登録)証 実用新案を取得しています。
スラリー(Slurry)とは、粉体と液体を混合して作られる流動性のある材料のことを指します。
本技術では、主に消石灰などの粉体を水と混合したスラリーを使用し、屋根や建築物の表面に塗布します。
スラリーは液体のような流動性を持つため
ポンプで圧送できる
ドローンから噴霧・塗布できる
広い面積に均一に施工できる
という特徴があります。
この特性により、ドローンによる施工と非常に相性の良い材料となっています。

消石灰コーティングは、屋根表面に消石灰スラリーを塗布することで太陽光の反射率を高め、建物の温度上昇を抑制する施工方法です。
消石灰は白色度が高く、太陽光を反射する性質があるため、屋根表面の熱吸収を抑える効果があります。
この特性により、施設内の環境改善が期待されます。
特に以下の施設での活用が期待されています。
畜産施設(牛舎・豚舎・鶏舎)
工場
物流倉庫
農業施設
大型屋根建築物
夏季の高温環境を改善することで、施設の快適性向上や設備負荷の軽減などの効果が期待されます。
夏季に直射日光を受けた屋根は、屋根材の種類や条件によって60℃〜80℃程度まで上昇することがあります。
消石灰コーティングを施工することで、太陽光の吸収を抑えるため
屋根表面温度を約10〜20℃程度低減できる可能性があります。
下グラフは、牛目線(地表面高さ2m程度)の温度

これにより
建物内部温度の上昇抑制
畜産施設の暑熱ストレス軽減
空調設備の負荷軽減
などの効果が期待されます。
※効果は屋根材質・日射条件・施工条件により異なります。

近年、建築物の大型化に伴い
大型屋根
高所構造物
広面積施設
などの施工が増えています。
しかし従来の施工方法では
足場設置
高所作業車
多人数作業
が必要となり、安全性・コスト・作業効率の課題がありました。
そこで株式会社エアリアルワークスでは、
ドローンによるスラリー塗布技術を開発しました。
ドローンを利用することで、人が作業しにくい高所や危険な場所でも安全に施工が可能です。
倉庫・工場・畜産施設など広い屋根面への施工に適しています。
遮熱や環境改善を目的とした消石灰スラリーを効率よく塗布できます。
従来の施工方法と比較して、足場設置などのコスト削減が期待できます。
本技術はドローンによる施工システムを採用しているため、広い屋根面を効率的に施工することが可能です。
従来の施工では
足場の設置
高所作業車
多人数作業
が必要でしたが、ドローン施工ではこれらを大幅に削減できます。
施工対象の例
畜舎屋根
工場屋根
倉庫屋根
農業施設屋根
広い屋根面でも効率的に施工できるため、大型施設にも対応可能な施工技術となっています。
※施工面積や条件は施設の形状・立地条件などにより異なります。
発明者
肥後 誠
株式会社エアリアルワークスでは、
ドローン技術と特殊施工技術を融合させた新しい施工方法の開発を進めています。
株式会社エアリアルワークス
所在地
鹿児島県鹿児島市真砂町35番6号
事業内容
ドローン技術開発
設備点検ロボット開発
特殊施工技術
高所施工ソリューション
大型屋根の暑熱対策、消石灰コーティング施工、ドローン施工技術については
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